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天体撮影装置(赤道儀もどき)2 2022-03-18 [天体観測]

こんばんは、今日は終日雨で寒くなりました。

この週末はお彼岸供養でお寺に行くので午前中から買い物に行き午後は自宅で過ごしました。
出かけた先で久しぶりにCDを購入しようかと思うとお店が無くなっていました。
そういえば閉店のアナウンスを見た様な気がします。
ネット配信で聞くのも良いのですが物理的なメディアを欲しいこともありますからね。

昨日の赤道儀もどきの説明ですが、考え始めると色々と自己矛盾とか知識不足とかが露呈しまとまりませんので、今日は追加の写真と赤道儀の基本的な働きの説明にとどめます。

横から見たところです。
下の台は天の北極(ほぼ北極星の位置)の高度に合う様に角度をつけています。
天の北極は地球の自転軸の延長線上にありその高度(角度)は地球上(北半球)の緯度と同じです。
私の住む近畿地方では約34度ですのでそれに合わせています。
20220318R-1.jpg

天体写真を撮るとき固定カメラで撮ると星は地球の自転によって日周運動をしていますので運動に沿って円弧を描く様に記録されます。
このためカメラを自転に合わせて動かせば日周運動を打ち消すことができます。
下の写真はその動作をさせるためのものです。
2枚の板が右端の蝶番を中心にして日周運動に合わせて回転する様に動かします。
蝶番の位置が回転軸(極軸)となり、蝶番は下の台の傾斜によって自転軸の高度に(天の北極に)向いていますので方位を天の北極(近似的に北極星)に向ければ上の板の上に設置したカメラは自転軸に沿った回転をすることになりますので日周運動を打ち消すことが可能となります。
20220318R-2.jpg
この上の装置さえあれば下の台は三脚で角度調整することで代用できるのですが、私の作った方式では三脚と干渉して設置が困難なので下の台も作ることになりましたが、設置が簡単になる利点はあります。

長い説明になったのですが、実は私の撮影環境であるベランダは完全な南向きですので北極星は見えません。 従って極軸を北極星に合わす方法が問題となるのですがこれはまた後ほど。。
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